ゴールデンカムイ聖地巡礼ログ

公共交通機関で巡るゴールデンカムイ聖地巡礼の旅記録

おひとり様ゴールデンカムイ聖地巡礼 開拓の村①

開拓の村

www.kaitaku.or.jpg

開園時間:9:00〜17:00(5月〜9月)、9:00〜16:30(10月〜4月)

休館日:無休(5月〜9月)、月曜日(10月〜4月/祝日・振替休日の場合は翌日)
アクセス
・JR千歳線新札幌駅新札幌駅からバス→開拓の村
・市営東西線新さっぽろ駅→徒歩で新札幌駅のバスターミナル→開拓の村
※どちらも乗車時間のみで2〜30分弱。
※新札幌発着のバスは1時間に2本くらい、帰りは17時台最終。
Googleマップだと森林公園駅が最寄っぽく見えますが、森林公園からのバスがわかりづらいので新札幌/新さっぽろ利用が良いと思います。

事前準備
・公式サイトから園内マップをプリントorDLしておき、聖地スポットと回るルートを確認しておくのがおすすめです。なんせ園内52施設中、40くらい作中に出てきます。
開拓の村MAP

・脱ぎ履きしやすい靴。数十件もの建造物内に何度も出入りしますし、各所の玄関は狭め&段差が急なので、何度も座って着脱するのは大変な手間です。歩きづらい道も多いので、ファスナー式の登山靴やスノーブーツがおすすめ。冬季は受付で長靴の貸し出しをしてます。
・足元の防寒。建造物内の底冷えが厳しいです。
・サングラス。冬は雪の照り返しで目が開けてられません。

入場口

開園と同時に入場するつもりが、ダラダラしちゃって気づけば9時過ぎ。慌ててタクシーでやってまいりました、開拓の村!!ものすごい雪!!
街中と違ってほとんどが積もるがままなので、辺りがまっっっ白!!お天気も良く照り返しが厳しく、眩しすぎて眼が半分も開けてられません。これが雪国…!!サングラス必携だったとは。

入場前から眩しすぎてHPガンガンに削られたので、飛び込むように受付へ。エントランスでは金カムコーナーがあり、聖書全巻と野田カムイの色紙。



そしてなんと作中に登場する建造物を順路順に巻数・話数・シーンを明記しまとめた資料が!!この資料のまんま回れば原作と同じ画が全て撮れる!!すご〜〜〜い!


写真はその一部。画像付き資料も。


こちらの資料から撮影スポットのピックアップをしながら巡回したので、原作との照らし合わせに1時間くらい費やし、トータルの滞在時間が5時間くらいになりました。

市街地群

①旧札幌停車場(出入り口)


ああ〜〜〜ッ!尾形が24巻240話で親孝行に変装した札幌停車場!作中まんまで金カムの世界に入り込んだ感がすごい!来てよかったぁ〜!感動!作中の画は村内から見た様子です。他に同話で土方らが変装した際の背景、28巻274話でアシリパさんが皮をなめす方法を説明するシーンなどにも出てきます。

③旧手宮駅長官舎


6巻57話で尾形がケツ署長を全身ケツアゴにしてやろうとして、意味がわかりません!と言われた茨戸分署。この辺りの話数の尾形は彫りが深くて不穏な雰囲気。


内部は6巻58話、土方陣営と尾形陣営の抗争中、土方らが茨戸の民家の中を通って前進したシーン。

撮り忘れ
・8巻71話72話で夕張の江渡貝くぅん邸偵察中の鶴見中尉を隣家から護衛する月島軍曹、二階堂が待機している部屋。
・9巻82話で尾形が駆け上がる階段
・25巻243話で札幌の連続娼婦殺害事件の精子探偵してる宇佐美の背景(外観裏側)

④旧開拓使爾志通洋造家


7巻63話、64話、69話、日高のエディー・ダン氏のお宅。

⑤旧福士家住宅

8巻70話などに出てくる小樽のアジトの土方歳三お気に入りの長椅子。31巻314話で余生を過ごす永倉新八がこの長椅子で微睡んでいるのが切ない。


23巻222話で尾形がケーンケーンした火鉢。「のら尾形が戻ってきてる」


23巻222話で尾形の樺太土産話シーンに登場するちゃぶ台やお茶セットのある部屋。他にも4巻37話で永倉と牛山の会話「例の男の仕業か?」、8巻70話で尾形が火鉢を独り占めしながら「のっぺらぼうはアイヌなんだろ?」23巻223話で尾形がまた火鉢を独り占めしながら「あんたら鶴見中尉を舐めてるな」など、小樽の土方陣営のアジト内部として度々でてきます。


襖が閉まってて分かりづらいですが、28巻273話で尾形が土方歳三のマネをしてズカズカ侵入した札幌市街の民家内部。

撮り忘れ
・8巻75話、尾形・野間・玉井伍長らが囲むストーブ
・9巻81話、尾形「いま外にチラッと軍服が見えた」窓

⑥旧松橋家住宅


第七師団兵舎の内部として登場します。2巻16話で小樽の花園団子をご馳走になったテーブルセット。24巻232話の月島軍曹の回想シーンで鶴見中尉が指の骨に触れていたところでもあります。他に8巻75話、76話でのゲンジロちゃん回想シーン。15巻150話で鶴見中尉が琺瑯の額当てを披露するシーン。


21巻203話で杉元とヴァシリがお絵描きする樺太の建物内部。他のお部屋も杉元VSヴァシリのバトルで登場しています。

撮り忘れ
・13巻123話で都丹のアジトにアシリパさんが縁側から入るシーン

⑦旧有島家住宅


10巻97話で鶴見中尉が旭川から連絡を受けるシーンや、11巻101話で月島・鯉登が鶴見中尉と会話するシーン、11巻103話で飛行船に乗っていたのは尾形百之助だったと確認するシーンなど、小樽の第七師団兵舎の外観として度々登場。

 


別角度からは小樽の土方歳三のアジトの外観としても度々登場。23巻223話、尾形、永倉、牛山らの会話シーンで出てくるこの角度で撮るの超大変だった…。手前の足跡でお分かりいただけるだろうか。

⑧旧浦河市庁庁舎


6巻50話他、札幌世界ホテルの外観。ピンクで可愛い!豪華な建物だな〜。




6巻54話、白石「爆薬を袋ごと火の中に落としちまったッ」他、ホテル内部階段。手すりもピンク、ラブリ〜。

撮り忘れ
・7巻63話、エディー・ダン邸の客間

⑨旧小樽新聞社


13巻124話、白石「新聞社?」

⑩旧開拓使工業局庁舎 

撮り忘れ
28巻273話、有古のマキリが展示されている北海道のどこかの郷土資料館として登場

⑪旧北海中学校

23巻226話、宇佐美少年の通う新潟の小学校の外観。作中だと手前の木がないです。


23巻226話、宇佐美少年の通う新潟の小学校の教室。


夕張の江渡貝くぅん邸の人間剥製部屋のテーブルセット。8巻78話、尾形「いい趣味してるじゃねえか」ほか、8巻71話、鶴見「みなさん こんにちは」


夕張の江渡貝くぅん邸(校内廊下)から見た外の様子。9巻82話、尾形「結構来てるな」

⑫旧龍雲寺


23巻223話以降の札幌のはずれの土方陣営アジト内外観。外観は25巻246話、247話でアシリパさんと土方が刺青人皮を広げてるシーンでも登場。


25巻247話、土方陣営と合流した杉元・白石らが酒盛りしてるシーンでも登場。

撮り忘れ
・25巻247話、杉元「尾形が近づいて来ても猫よけになってくれるだろ」の鐘

⑭旧島歌郵便局


11巻102話、谷垣がフチからの電報を受け取りに来た釧路の郵便局。可愛い名前。

⑮旧山本理髪店


キタッ…!!尾形クラスタ聖地、茨戸の山本理髪店外観。6巻56話ケツアゴ署長を引きずり出す尾形、6巻57話扉絵ほか登場。


ンギェ〜、6巻55話、髭を整えてもらってる尾形まんまやんけ!!


聖地すぎるので金カム展で買った足ムチムチ尾形アクスタと記念撮影。

⑯旧渡辺商店


16巻154話、樺太の豊原で鯉登少尉がスリの長吉を追いかけるシーン「イデッ」他、27巻266話、教会手前の建物として登場。

⑰旧浦河公会会堂


27巻264話〜、アシリパ・ソフィアが監禁された札幌の教会内部。かなりコンパクトな室内。

⑱旧来正旅館


4巻33話で白石が小樽の遊郭に聞き込みに行こうとするシーンで登場。こちらの旧来正旅館の内部は多数のシーンで登場しており、迂闊にも1枚も撮ってません…。次回リベンジ。

・8巻76話、鶴見中尉とインカラマッが会話した部屋
・8巻80話、月島軍曹が鶴見中尉のいる小樽の第七師団兵舎に、刺青人皮を持ち帰る部屋
・9巻90話、土方たちが滞在し白石が脱走した月形の旅館の内外観
・11巻101話、103話で小樽の第七師団兵舎内部での鶴見中尉、鯉登少尉、月島軍曹の会話シーン
・12巻120話、屈斜路湖温泉旅館客室でマッサージを受ける杉元
・13巻123話、屈斜路湖の都丹らのアジト内外観
・21巻202話、ヴァシリ「出てこい 私は死ねなかったぞ」の部屋
・20巻192話、登別温泉旅館客室での二階堂らの会話シーン(2階)
・21巻208話、登別温泉旅館客室でボコられる有古のシーン(2階)
・25巻243話、尾形がカモ獲ってきた小樽の建物の内部

⑲旧三〼河本そば屋


2巻15話、杉元がにしん蕎麦を食べた小樽のお蕎麦屋さん。こいつはヒンナだぜ。

⑳旧武井商店酒造部


2巻16話、17話で杉元が拘束された小樽の第七師団の兵舎外観ほか、6巻55話、57話で茨戸の旅館(馬吉の本陣)で登場。こちらも内部撮り忘れ。

・21巻202話 ヴァシリが狙撃する場所へ駆け上がるシーンの樺太の建物の階段
・23巻223話 札幌の寺のアジトで土方らがハクチョウを食べるシーン
・25巻246話 札幌の寺のアジトでアシリパと土方が刺青人皮について語るシーン

㉑旧近藤医院


網走近郊の病院の外観として、15巻148話、鶴見中尉が二階堂を見舞うシーンほか、14巻138話で杉元がおにぎりを食べる病院、18巻171話で鶴見中尉が刺青人皮の解読をしているシーン。23巻229話で谷垣がインカラマッの行方を伺う網走の病院としても登場。

内部は6巻55話、家永が療養した札幌の病院ほか、28巻273話で有古が運ばれた札幌の阿部医院。

㉒旧近藤染舗


21巻201話、樺太の敷香にて白石らが狙撃された「尾形がもう戻ってきた!」ほか、26巻251話、サッポロビール工場でヴァシリが屋根に上がっているシーン。

㉓旧武岡商店


21巻201話、樺太の敷香で買い出し中。


21巻201話「よし出発だ」

㉔旧大石三省堂支店


12巻117話、網走監獄で宇佐美がスパイしてるシーン。ここ、和菓子屋さんで入口には本物みたいな和菓子のレプリカがたくさん並んでました。写真手前の木型が可愛い上に細工が細かいです。

㉘旧広瀬写真館


13巻124話、北見の写真館でみんなの写真を撮るシーン。同話で登場した内部は撮り忘れ〜。

㉚旧札幌農学校寄宿舎

旭川の第7師団司令部の内外観として登場

31巻310話 「勇作だけが 俺を愛してくれたから」
雪でこれ以上近づけず、遠巻きですが伝説のあのシーンの背景です。回想に出てくるということは、この場所で勇作殿と語らう瞬間があったのでしょうか…。ああ…。
11巻103話、尾形が勇作殿に「面をくらいましたよ」のシーンの背景にも。


11巻103話、「兄様」と呼ぶのです。


25巻243話、近すぎる勇作から少しでも距離を置きたい様子の尾形百之助。


10巻97話「網走監獄の典獄が私に会いたいだと?」


10巻98話、鯉登「逃すなッ」


10巻97話「…イヌドウ」

他の角度からの外観が10巻98話でも出てきますが。雪で近づけずに断念
・杉元「こっちだ白石ッ、キロランケたちが馬を待機させてる」
・尾形「杉元こっちはダメだッ、南へ逃げろあっちだッ」
・尾形「不死身なんだろ?死ぬ気で走れッ」

撮り忘れ
・28巻277話、陸軍士官学校の事務所

馬車鉄道

冬季は馬ソリになっているので見られませんでしたが、夏季開館中は馬車鉄道に乗車できます。20巻199話、鶴見中尉と鯉登大佐が五稜郭へ爆走するシーン「危ない!!」で登場。


かなりの量になったので、他エリアは次の記事をご覧ください。