ゴールデンカムイ聖地巡礼リターンズ!!
3月に行った3泊4日の札幌、小樽の聖地巡礼がめちゃくちゃ楽しかったのと、とても3泊じゃ回りきれずに心残りだったので、戻ってすぐに今回の旅の計画を立てました。
釧路ー網走ー旭川ー大雪山ー神居古潭・美瑛ー札幌5泊ー登別ー函館2泊の11泊12日の大旅行です。
前回の記事
巡礼1日目は羽田から釧路です。尾形が杉元に下世話な詮索したり、谷垣にアタリがキツかったり、アシリパさんに男の性を説いた釧路湿原、行くぜ!!
スケジュール
07:40〜09:20 | (AIRDO)羽田空港-釧路空港 |
09:40〜10:40 | (釧路空港連絡バス)釧路空港-釧路駅 |
11:06〜11:31 | (ノロッコ号)釧路駅-釧路湿原駅 |
11:35〜12:30 | 細岡展望台、細岡ビジターズラウンジ |
12:38〜13:05 | (ノロッコ号)釧路湿原駅-釧路駅 |
13:10〜14:00 | くしろたんちょう市場ぐるめ館 |
14:13〜14:45 | (JR釧網本線)釧路駅-塘路湖駅 |
14:45〜16:45 | サルボ展望台、サルルン展望台(+塘路湖畔歩道) |
17:02〜19:49 | (JR釧網本線/網走行)塘路-網走 |
宿泊 | 東横イン網走 |
交通宿泊費 | 羽田-釧路航空券 ¥15,480 釧路-湿原-塘路-網走JR合計 ¥6,390 網走宿泊費 ¥7,796 |
公共交通機関で釧路湿原を観光するルートは2つあって、どちらも釧路駅を起点に、東側を反時計回りに電車で塘路まで行くルート(画像左)。これは細岡展望台、サルボ展望台に行けます。西側を時計回りにバスで釧路湿原展望台まで行くルート(画像右)。これは釧路湿原展望台、サテライト展望台に行けます。
バスルートの方が釧路湿原を肌で感じられそうですが、 12巻118話に登場するサルボ展望台からの塘路湖の景色が見たかったのと、4月から運行されてる釧路駅-塘路駅間のノロッコ号に乗りたかったので電車ルートで。
釧路到着
釧路キタ!釧路空港では各便の到着に合わせて釧路駅までのバスが出てますが、発着時間が決まってるわけではないのでご注意。わりとあっさり出発します。
50分ほどで釧路駅着。あんま観光地っぽくない。適当に駅内を物色し、ノロッコ号で釧路湿原へ。ICカード使えなさそうなのと、小銭が増えるのを懸念して、事前に全行程のJR切符は全て購入済み。すごい数の切符。
ノロッコ号
発車時間のかなり前から停車してくれてるので、ゆっくり写真撮れます。ノロッコ号は自由席もありますが、座って景色が見られる指定席が人気。JRなのでえきねっとで事前予約できます。
ひとりですが、湿原側が見られる4人掛けの進行方向の1席を予約。出発したばかりでは普通の速度ですが、観光ポイントに差し掛かると、ほんとにノロノロ走る〜!
釧路川。ガイドさんが見所ポイントを解説してくれます。
釧路湿原駅
ノロッコ号に揺られること約20分。無人駅なのでコインロッカーはありません。
散策コースを辿って細岡ビジターズラウンジへ向かいます。釧路湿原駅から細岡ビジターズラウンジまで数分。舗装されてるので歩きやすいです。
細岡ビジターズ・ラウンジ
ソフトクリームやお土産物などが売ってます。暖かい暖炉を囲むラウンジはゆったりしてくつろげる雰囲気。
6月のノロッコ号は1往復のみなので、途中の釧路湿原駅で下車すると、塘路まで行く次の電車は釧網本線となり、なんと3時間後!! 釧路湿原駅から細岡展望台までは往復で30分くらい。細岡ビジターラウンジがあるとはいえ、小1時間あれば十分な場所。
せっかく来たのに細岡展望台をスルーしたくないし、ちょうど12:38に復路のノロッコ号が来るので、釧路駅まで1度戻る計画で時間的にバッチリ。
なお細岡展望台からの景色と合致する画は原作には出てきませんが、公共交通機関で行ける範囲で釧路湿原を見渡せる貴重なスポットなので是非訪れたい。が!ノロッコ号は釧路湿原駅-塘路駅間の景色が良いらしいので途中下車するか悩ましいところですね。
細岡展望台
細岡ビジターズラウンジから徒歩5分弱、細岡展望台へ。歩きやすい舗装路です。
見渡す限り釧路湿原だ〜!!人工物も遮蔽物もない、純粋な大自然。ここで丹頂鶴食べたりラッコ鍋食べたりしたのね…。
12巻112話 尾形「時間が迫ればそれだけ監視も厳しくなる」軍服前はだけ〜。
12巻113話 尾形「男ってのは出すもん出すとそうなんのよ」お、お前〜!
尾形聖地アクスタショットも撮れたし、尾形が歩いた釧路湿原をこの眼で見られて大満足!しかしiPhoneじゃこの雄大さの1割も伝わらないわ…。
なお12巻111話に登場する釧路湿原の風景は、キラコタン岬からの眺望ですが、国の天然記念物区域に指定されているので、立ち入りには許可が必要です。
ガイドマップを見ると、真ん中手前の丸い森?の後ろに見える右方向に伸びる細長い緑の部分がキラコタン岬のようです
和商市場・くしろたんちょう市場ぐるめ館
復路のノロッコ号で釧路に戻ったのが13時過ぎ。お昼時ですが特に行きたいお店もないので、駅から徒歩5分のくしろたんちょう市場ぐるめ館さんへ。今夜の網走での夕食が何もないので(網走着が20時頃、網走でも特に行きたいお店がない)何か食べる物を物色。
ぐるめ館さんは今年の4月にリニューアルしたばかりで綺麗で小洒落てて今風の店内で安心感があります。ぐるめ館さんの定食屋さんでおにぎりを握ってもらい、八百屋さんで野菜などを購入。お腹は空いてないので(慣れない環境だとストレスがすぐ腹に来る)、これらを携え、釧路駅に戻ります。
塘路駅
釧路駅からJR釧網本線で塘路駅へ。 こちらも無人駅なのでコインロッカーもコンビニも何もないです。釧路湿原駅はまだ観光客がいましたが、ここは本当に人がいないし、駅前に何かしらの店舗もない。あってもやってない。これ1人だとめちゃくちゃ不安になります。
ちなみ駅舎併設の喫茶店で自転車の貸し出しをやってましたが、16時には閉まってました。
電光掲示板も何もない。行き先側のホームに立つのをお間違いなく。
ここではサルボ展望台、サルルン展望台、余裕があれば塘路湖半歩道を散策したかったので2時間ほど滞在時間を取ってます。
サルボ展望台
駅から国道沿いを20分くらい歩いくと見えた看板。…ん!?と思いますが、気にせずそのまま道沿いに進みます。
さらに10分ほど歩くと奥に見えるのが展望台への入り口の看板。なんとここを分け行るのです。ちなみにここまでで歩行者1人も見ませんでした。
なかなかな獣道です。でもサルボ展望台のために塘路まで来たので進むしかない。普通のスニーカーでも行けなくはないですが、登山靴の方が安心です。結構な悪路です。
サルルンはさらに約1キロ先。サルボから戻って行けそうなら行くことに。無理は禁物。
つ、着いた…。樹林に入ってからは15分くらい。なかなかキツイです!でも…
12巻118話での塘路湖の眺望です!ちょっと手前の木々が生い茂りすぎてますが、作中まんまの風景です。雄大だわ。
頑張れば時間内に行けそうですが、細岡展望台とのハシゴでヘトヘトだったので、サルルンは諦めてなるべく駅に近い所に戻ります。というか塘路という場所があまりに人気がなさすぎて猛烈に不安になるので、せめて線路が見えるそばにいたい。
戻る途中で塘路湖畔に近づける、公道か私道かわからないけど道があったので塘路湖のほとりからの景色。ここでぺカンペを取ってたのね。
駅方面に戻った先さらに10分ほど歩くと、塘路湖エコミュージアムセンターという観光案内所(無人)みたいな所に。そちらの遊歩道に点在している解説版に書かれているぺカンペのお話。
網走へ
ハイキングコースでもない山道をひたすら歩いてヘトヘトでJR釧網本線で網走へ。約3時間…!!
車窓から見た、斜里あたりからのオホーツク海沿岸と夕焼け。
本当は網走で泊まりたいと思える宿泊施設がなく、1日目は羽田→網走→旭川にして網走泊は極力避けたかったのですが、モタモタしてるうちに羽田-女満別の航空券が1万4千円から2万数千円に! 片道だけで2万超えは嫌だし、羽田-釧路ならまだ1万5千円だから、網走泊費込みでも網走への片道と変わらない金額で釧路にも行けると前向きに切り替えました。
20時前に網走到着。駅周辺にコンビニもドラッグストアも無し!
旅慣れてる同僚にGoogleビューで選んでもらった、東横イン網走さんへ。同僚曰く、航空券はとにかく早め早め、ホテルは築浅駅近だそうです。
綺麗で良かった〜!
せっかく北海道に来たので、最寄りの(片道徒歩10分)セイコーマートさんへ行ったらですね、なんと!偶然にも!!金カムリミックス版樺太編全巻ある〜!!もう1、2巻はプレ値だってのに!
ファンになったのが今年からなので、勇尾抱き上げ手繋ぎイラストも、ヴァシリの虚実入り混じりイラストもとっくに完売。ステッカーで入手できて嬉しい〜〜〜!!
先日発売の4巻は購入済みなので、1、2、3巻をゲット!!この眼でスーシュカ食べてニッコリ尾形(ヴァシリは尾形がこんな風に嬉しそうにスーシュカ食べるって想像してたの…?殺し合った相手に…?)の現物が見られるなんて…。網走ありがとう…。来て良かった…。スゲーーーー遠かったけど…。この尾形ほんとカッコいい。
しかもですね、ゴールデンバター飴なるゴールデンカムイとリンクするかのようなお土産もあったりしちゃって、これはセットで買いますよね。縁起が良い。バター飴はいく先々で必ずありましたが、「ゴールデン」は他で見かけませんでした。網走イケてるね!
釧路でのタスクをこなせたし、思いがけないお土産も買えて、ヘットヘトだけど充実した初日でした。