ゴールデンカムイ聖地巡礼ログ

公共交通機関で巡るゴールデンカムイ聖地巡礼の旅記録

ゴールデンカムイ聖地巡礼リターンズ 登別地獄谷・大沼公園

ゴールデンカムイ聖地巡礼リターンズ!! 巡礼10日目は函館への移動の寄り道で、登別地獄谷大沼公園です。

スケジュール

08:43〜09:56 (JR特急北斗6号)札幌駅-登別駅
10:07〜10:30 道南バス)登別-登別温泉
10:30〜12:30 登別地獄谷
12:30〜14:00 第一滝本
14:20〜14:32 道南バス登別温泉-登別
14:41〜16:48 (JR特急北斗14号)登別駅-大沼公園駅
17:00〜17:50 沼の家・大沼公園
18:01〜18:26 (JR特急北斗16号)大沼公園駅-函館駅
宿泊 JRイン函館
交通宿泊費 札幌-登別特急 ¥3,340
登別-大沼公園特急 ¥6,360
大沼公園-函館特急 ¥1,800
函館宿泊費 ¥7,500×2

登別温泉


札幌駅発の特急北斗で、来ました登別! 駅を出てすぐに登別温泉へのバス停があるのでわかりやすいです。


鬼さんがお出迎え。駅構内で登別-登別温泉のバス往復きっぷを買って、いざ地獄谷へ!


登別温泉バスターミナルに着いたらすぐのゲートウェイセンターに手荷物を預けます(¥500)。ここからは急な坂を登って地獄谷へ。


坂を上ってすぐにクマ牧場への案内板。クマ牧場も行きたかったのですが、今回は時間がなく断念。野田カムイの色紙もあるようなのでまたいつか行きたい!

派手ではないですがお土産さんや飲食店が立ち並んでいて、温泉街な雰囲気が歩いてて楽しいです。コンビニやスーパー、ドラッグストアがあるので、旅行も安心。


坂を上がってる途中に間欠泉。温泉街っぽい!


どんどん坂を上がっていきます。 


地獄谷手前のサービスセンター。さすが観光地のメッカだけあって、交通の便が良いですし、店舗・地元の方は観光客相手の対応に慣れてらっしゃる。


そこかしこに案内図があり、わかりやすく安心です。

登別地獄谷


ものの10分くらいで登別地獄谷に来ました!アクセスの良さに感激。おおー、これが鬼の住む地獄と言われる温泉地。第七師団が保養施設に指定してた地獄谷!


到着してすぐに見える景観がすでに雰囲気抜群、あちこちで蒸気が上がり、剥き出しの赤土が地獄を思わせます。観光エリアは歩道が整備されて見所がわかりやすいし行きやすい。今回訪れたどのエリアよりもストレスが少ないです。


9割以上が韓・中国人観光客でごった返す長ーい遊歩道へ。20巻191話の「登別地獄谷」の見開きと、20巻194話「登別地獄谷」の1コマと同じ景色を探します。


どこにあるのかサッパリですが、とりあえず鉄泉池へ。


◯が鉄泉池。なかなかの距離です。遮蔽物が一切ないので、日光をモロに浴びます。UV対策は万全に。


かすかな硫黄の匂いと、白濁した川。


見ろぉ!人がゴミのようだ!


荒々しい岩肌と対照的な木々に覆われた山。


硫黄で白くなってる。


何度も蒸気が上がってました。非日常すぎて見応えありまくりです。聖地巡礼じゃなかったとしても、来た甲斐がありました。

20巻194話、「ここの温泉は傷によく効いたため」の鉄泉池。周りの岩肌の侵食具合から長い年月を感じます。


この鉄泉池はウッドデッキみたいな囲いがあり、そこから池を眺められるようになっており、観光客で大混雑してました。トップシーズンだとギュウ詰めになりそうです。


20巻194話「登別地獄谷」「当時は現在よりも火山ガスは活発であったと考えられる」はここのはずです!鉄泉池の囲いの左角から見える景色。バッチリ画角が合うとホント嬉しいー。


191話の方が全然見つからなくて炎天下の中汗だくで探し回り(同じページに鉄泉池が載ってるのでその付近ばかりウロウロしてました)、ようやく!発見! 鉄泉池に続く長い遊歩道のちょうど真ん中あたり。↑の○の位置から左方向に向いたところ!


20巻191話「登別地獄谷」の見開きです!作中では村になってますが、奥に見える建物が、現在の第一滝本館です。
遊歩道を戻る時の方が気づきやすいかもです。 この2か所で1時間近く経ってしまったので、この先の大湯沼などは時間が許す範囲で行ってみることに。


地獄行きの三途の川。ゴールデンカムイでは何度も「地獄」というワードが出てくるのが印象的です。金塊を巡って全員が等しく幸せになれるのではない未来を彷彿とさせます。


20巻196話で都仁が雪崩にあった傾斜を思い起こされる景色。

山道をひたすら登って行くと、 大湯沼へのルートが。


雄 大


沼底からは120度の源泉が湧き出て、周囲の温泉施設などに供給されているそうです。これが全部温泉だなんて、どれだけ豊富な湯量か想像もできませんが、この後行った第一滝本本館での水道水かってくらいの掛け流しっぷりには圧倒されました。


日和山大湯沼展望台からさらに進むと大湯沼の足湯にも行けて、人気の観光スポットのようですが、時間がなかったので山道を引き返します。道中、クマゲラが掘った木の穴が!!これは…11巻109話姉畑先生がウコチャヌプコロした木…!!


姉畑先生の説明どおり、すっごいキレイな楕円形の穴です。すっごい…。

第一滝本館


登別温泉バスターミナルと地獄谷のちょうど真ん中あたりにある、打たせ湯が有名な第一滝本館さんへ、日帰り入浴。入浴料にタオル一式含まれてて、館内はアメニティも揃ってるので手ぶらで伺えます。競合他社がひしめく中、歴史に胡座をかかずにこのくらいサービスしてくださるのは嬉しい。


館内には(入浴施設ではなく)飲泉処も!温泉オイシ~!
お風呂はすん~ごい広くて、湯船は10数種類、泉質は5~6種類くらい。好みに合った湯温や肌あたりの強弱の湯船を選べるので、まるで温泉のテーマパーク。20巻191話、192話、21巻207話で出てきた打たせ湯もあります。そんでずーっと源泉掛け流しで、贅沢の極み。これで2千円前後なのが信じられない。とにかく最高、至れり尽くせり。1時間半の予定なので泣く泣く上がりましたが、もっと居たかった~!!


朝から何も食べてない上に地獄谷と温泉で全ての体力を使い果たしたので腹ペコですが、昼食を食べる時間はない。第一滝本館さんから下り坂に入ってすぐあたりの温泉市場さんで、北海道十勝産のジャージー牛の生乳を使用した、生ちちソフトクリームをいただきました。


すっごい濃厚ー!ソフトクリーム界のフェラーリと呼ばれるカルパジャーニ社のマシンで作られてて、ふわふわの生クリームみたいで超美味しかったです!氷のシャリ感が皆無でなめらかな舌触り。今回の旅で食べたソフトクリームで一番好みでした!


登別はそこまで登場箇所が多くないので、函館に行く途中の寄り道で行きましたが、勿体無いことしたー!メチャクチャ楽しいとこ!たった4時間位しかいなかった。 外食できる所はほぼないので、買い物や食べ歩きではなく、温泉宿でゆっくり過ごしたい!また来たいです。

大沼公園・沼の家


次は登別から大沼公園へ。29巻287話に登場する、明治38年創業、大沼公園名物の大沼団子を買うためだけに来ました。
大沼公園駅前には観光案内所もあり、可愛い雑貨なども取り扱ってましたが、17時には閉まってしまいます。


沼の家さんは、駅ロータリーの目の前にあり、とてもわかりやすい。風情のある店構え。


店内には金カムコーナーも。


胡麻も餡も食べたいので、小折を2種。電話で取り置きできます。


はわわ…、29巻287話と包み紙が一緒だ〜!作中だと箱に厚みがあるので、大折りだと思われます。


鶴見中尉と同じように爪楊枝で頂くスタイルです。

夜にホテルでいただきましたが、柔らかくてもっちり、ひとつが小さくて食べやすいお団子。すっきりした甘さのあんこと、甘じょっぱさがたまらないしょうゆ。香ばしい黒胡麻タレも美味しいです。これは途中下車した甲斐がある美味しさでした!


せっかくなので、日本新三景に選ばれている大沼国定公園にも行ってみました。沼の家の左奥の方に歩いて行くと、すぐ着きます。


誰もいない!!売店も貸ボートも何もやってないし、歩行者とすれ違わない!夕方だからでしょうか…。


見どころはたくさんありそうなんですが、マジで誰もいなかったです。

絶景である大沼と駒ヶ岳を見て、団子の写真撮りまくってたら1時間の滞在時間もあっという間です。


大沼公園から函館までは特急で約30分。団子買うためだけに来るにはなかなかの移動距離です。


JR函館駅直結のJRイン函館さんに2泊します。まだ新しく綺麗で嬉しい。お部屋はダブルとツインが数百円しか変わらなかったので広いツインをチョイス。


広ーい!ソファあるの嬉しいー。 一応大浴場もあり、ドライヤーはダイソン。基本的なアメニティは揃ってるので使い勝手の良いホテルです。

食事

ラッキーピエロ 函館駅前店

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函館といえばラッキーピエロ。らしいので、激混みと噂の駅前店へ、空いてたら入ろうと行ってみました。 店の前も中も並んでない…けど、店内注文列に5組くらい。


10分くらい待ってお会計、席で数分待って提供されました。その後10組以上並んだのでちょうどタイミング良かったみたいです。


初めてなので、1番人気のチャイニーズチキンバーガーセット。甘辛唐揚げ3個と、胡麻振った柔らかバンズ、レタス、マヨネーズ。唐揚げ柔らかくて大きいです。 サイドはミートソースとチーズソースがかかったフライドポテトとウーロン茶。 濃い〜ジャンクフードで疲れが吹っ飛びました。でも朝からソフトクリームしか食べてないので、これじゃ足りない…。回転寿司をちょっとつまもう!

グルメ回転寿司 函太郎 宇賀浦本店

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五稜郭店とタクシーでの距離が大して変わらないので、本店へ。待ちは1組だけでしたが、20分くらい待ちました。人気店ですねー。 地物を中心に、本日のおすすめから。


ミンククジラ肉赤身、羅臼産メヌキ、日替わり三昧(マツカワガレイ、函館真そい、カツオ)、 北寄貝。


塩水うに、中トロ。やや割高ですが、地物ネタが多く、東京では見ないネタを頂けました。 ちなみにこの後ホテルに戻って大沼団子を頂きました。炭水化物祭りかな。ヒンナ。

明日は函館山五稜郭ゴールデンカムイ最終決戦の舞台!